Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

不明のキイチゴは、ニガクマイチゴ?

私が徘徊する近所の低山で、これまで見たことのあるキイチゴ属は、ナガバモミジイチゴ(多)、ニガイチゴ(多)、クサイチゴ(多)、ナワシロイチゴ(多)、フユイチゴ(多)、アイノコフユイチゴ(中)、クマイチゴ(少)、エビガライチゴ(少)、といった…

ヒメハギ(短歌、その2)

ヒメハギ 2019年4月 兵庫県宝塚市行者山 近所の山で、ヒメハギが咲き始めていました。 背の低い植物の小さな花ですが、ハナゴケ科地衣類が多い一帯の、春を代表する花で、見ると嬉しくなります。シハイスミレも咲いてますけど、あれはコナラ二次林にもたくさ…

4月27日の武庫川と、アマサギ

冬の水鳥がいる限り、続けるつもりのこの一連の記事。4回目です。 凄まじく風の強かった土曜日昼過ぎに見かけた冬の水鳥は、キンクロハジロ、コガモ、ヒドリガモ、オオバン、カイツブリで、先週日曜日と全く変わらずでした。新元号まで、ここに居座ることに…

読書「気がつけば動物学者三代」

今泉忠明著「気がつけば動物学者三代」 気がつけば動物学者三代 作者: 今泉忠明 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/07/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 最近、最後まで読み切ったのは、この一冊のみ。 「ざんねんないき…

ミヤマシキミと、昨日の訂正でヤブチョロギ

まずは昨日の訂正から。「ヤブチョロギ」→「トウバナ」でありました。 改めて、シソ科イヌゴマ属の帰化種ヤブチョロギはこんな花です。 ヤブチョロギ 2019年3月 兵庫県宝塚市 近所の墓地などで、よく見られます。冬の間も咲いていて、ずっと最近までシソ科と…

逆瀬川での花探し2(4月21日)

3月3日に武庫川の支流の逆瀬川に降りて花探しをやった記事を、先月書きました。本記事は、その第二回目。 前回、最後に続けるかどうか迷ってると書きました。3月の花の少ない時期はマシでしたが、4月以降は大変な手間だということが想像できたので。 し…

地域には皆で引っ張るものがある(川柳、その12)

2019年4月 兵庫県西宮市 今回の改元、皇室では行事目白押しなのだろうが、他には何があるのやら、無いのやら、よく分からない。と思っていたら、こんな立て看板がありました。 だんじりで祝うってのは、関西らしくていいですね。 そうそう、だんじりというと…

4月21日の武庫川と、カジノキ

今月三回目の記事。とりあえず、冬鳥がいなくなるまで続けようと思っております。区間は宝塚市役所近辺から、歌劇場近くの宝塚大橋まで。 昨日見られた冬の水鳥は、コガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カイツブリ、オオバン。 数はずいぶんと減りました。…

枯木注意

枯木 通行注意 2019年4月 兵庫県宝塚市中山連山 中山奥の院辺りの山道を歩いたら、道沿いの枯木ほとんどすべてにこの注意書きが貼ってありました。何十枚も! すっごい腹が立って、悲しくもなった。 山なんて、そもそもが危ない場所であるって前提は、もう古…

近所のネザサが今年も開花

ネザサ1 2019年4月 兵庫県宝塚市 ネザサ2 同上 昨年、旧Yahooブログでも記事にしましたが、近所でネザサが開花してました。今年はどうかと見に行ったところ、やはり咲いてました! 昨年、大きさが分かる写真を撮っておいたので、それも見てくださいませ。 …

身近な両生類についての整理

少し前に、二つの記事を使って、兵庫県宝塚市近辺にはどんな爬虫類がいるのか、私自身の観察の便宜のために整理してみました。 せっかくなので、両生類についてもまとめてみます。 関慎太郎著・松井正文監修「野外観察のための日本産両生類図鑑 第2版:日本…

ヒオドシチョウ(川柳、その11)

ヒオドシチョウ 2019年4月 兵庫県宝塚市 よく見かける光景ではありますが、ヒオドシチョウがボロボロになってました。でも、もちろん元気。この状態で、同じくボロのアカタテハと争ってましたし。図鑑に載ってるような奇麗なヒオドシチョウって見たことあり…

壁が好き見えない壁は嫌いでも(川柳、その10)

ツバメ 2019年4月 兵庫県宝塚市 ピンぼけ&ブレ。 ツバメって、人間を頼りにしているようで、警戒もしてるんですねえ。時期的なものもあるのかな? とにかく、近すぎる位置でカメラを向けて、申し訳なかったです。 壁が好き見えない壁は嫌いでも

クスベニヒラタカスミカメとクスノキ

昨年の11月終わりから12月のはじめにかけて、旧Yahooブログで、クスベニヒラタカスミカメについて話題にしました。本記事は、その続報です。が、元記事は近々に引っ越ししますから、リンクは貼らず、長い復習から始めさせてもらいます。 11月の終わり…

イワツバメ

近所で見られるツバメ科の鳥は、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメの三種。 このうち、ツバメは駅中など、至る所に営巣してます。 コシアカツバメの巣がある場所も一か所知っているが、民家の玄関先なので、写真を勝手に撮るのはもちろんご法度。横を通る…

4月13日の武庫川

昨日、また武庫川をぶらぶらしました。宝塚市役所付近から歌劇場までの、4月7日とほぼ同じルート。約一週間での変化を確かめてきましたよ。この間、なかなか強烈な寒の戻りがありましたが、ラジオの天気予報によると、もう冬が戻ることは無く、これからは…

内暈(22°ハロ)

内暈 2019年4月13日 兵庫県宝塚市武庫川より 前ブログでも、暈など光学現象をよく記事にしてきました。 これらに関しては、「見ました!」以上のことは無いので、今後はtwitterでのアップだけにするかもしれません。でもそろそろ環水平アークの季節で、あれ…

あなたみたいにはもうなりたくない

オッサンである私は、若い女の子が好きだ。 才能ある若い女の子が、大好き。 でも、才能のありすぎる女の子は・・・ちょっと怖い。 今、洋楽の世界は、ビリー・アイリッシュという17歳の女の子の話題で持ち切りである。私も遅ればせながら流行りに乗って、…

リョウブ (川柳、その9)

リョウブ1 2019年4月 兵庫県宝塚市行者山 リョウブ2 同上 リョウブが新葉を出し始めていました。明るい陽射しに輝いて、とても美しかったです。 リョウブは、我が近所の山にたくさんある木の一つで、明るい場所に多い高木。花の少ない夏に白い花を咲かせる…

シロバナヒメオドリコソウ Lamium purpureum f. albiflorum

シロバナヒメオドリコソウ1 2019年4月 兵庫県西宮市 シロバナヒメオドリコソウ2 同上 某日某所、お手洗いに行きたいなと農道を歩いていたところ、シロバナヒメオドリコソウを見つけました。ヒメオドリコソウの白花変種です。私は初めて見ました。ただ、凄…

ヒメアメンボとシマアメンボ

ヒメアメンボ1 2019年4月 兵庫県西宮市 ヒメアメンボだと思います。西宮市と書いたけど、市境近くだから、芦屋市なのかも。 さて、私のような素人にとって、アメンボの写真は大変に撮りにくい。何しろ動きが速い。そして、私が使ってる安物コンデジはオート…

祈りしか思い浮かばぬ新時代(川柳、その8)

新元号が発表され一週間ちょっと経った。 これに関して何か川柳を作ろうと思ったが、思い浮かばない。称賛するだけってのは、川柳ではないと思う。とはいえ、ケチをつける気もしない。 振り返れば、昭和から平成に入った途端、世界は私の想像をはるかに超え…

4月7日の武庫川

日曜日、花見客も大勢いるなか、近所の武庫川をぶらぶら。区間は、宝塚市役所から、歌劇場辺りまで。 まず、冬の水鳥が、どれだけ残っているかチェック。写真は撮らず。 花見に飽きた子供たちが複数、河原で石を投げてました。カモたちは、どういう気分なん…

3月に見られた虫たち

三月に写真を撮れて、名前の分った昆虫たちのご紹介です。 珍しい虫はありません。身近に普通にあるものを、普通に見るのが、私の自然観察ですので。後に書くように経験の少ない素人ですから、同定間違いがあるかもしれません。ご指摘いただけたら、嬉しいで…

一つだけ聞きたいこと Alessia Cara "Out Of Love"

ここでブログを再出発させるにあたり、洋楽系の記事をどうしようかと思っていました。やめようかな、と。 ところが、ここ数年で一番の歌に出会ってしまった。 アレッシア・カーラは、カナダ出身の22歳の女性。昨年、グラミーの最優秀新人賞を受賞してます…

白さでは母校の花に敵わない(川柳、その7)

ソメイヨシノ 2019年4月 兵庫県宝塚市 こちら宝塚市のソメイヨシノは、八分から満開といったところ。 日曜日にはきっと、最高の桜花賞となるでしょう。地元の競馬ファンとしては嬉しい限りです。 白さでは母校の花に敵わない

読書「野外観察のための日本産爬虫類図鑑 第2版」と、身近な爬虫類について整理

関慎太郎著・疋田努監修「野外観察のための日本産爬虫類図鑑 第2版:日本に生息する爬虫類108種類を網羅」 野外観察のための日本産爬虫類図鑑 第2版 作者: 関慎太郎,疋田努 出版社/メーカー: 緑書房 発売日: 2018/11/09 メディア: 単行本 この商品を含む…

馬のこと風に訊くほどアホでなし(川柳、その6)

Yahooブログから移行するにあたり、競馬関連はtwitterに分ける事にしました。でも競馬川柳は、こちらに書くことにします。書き残しておきたい事をブログに、報告しておきたい事をtwitterに、との方針からです。 で、馬券が不調で外し続けると、心は川柳気分…

キシダマムシグサ Arisaema kishidae

キシダマムシグサ1 2019年3月 兵庫県西宮市 キシダマムシグサ2 2016年4月 兵庫県西宮市 キシダマムシグサ3 2016年4月 兵庫県西宮市 何年か前、初めてこのサトイモ科の植物を見て、下手な写真を撮り、帰宅後に図鑑で調べて悩みこんでしまったことがある。…

シマヘビ Elaphe quadrivirgata

シマヘビ1 2019年3月 兵庫県宝塚市 シマヘビ2 2019年3月 兵庫県宝塚市 日光浴中のシマヘビ。 ここ数日、空気や風は寒の戻りでひんやりしているけど、太陽が顔を覗かせると春本番の日差しとなります。冬と春が同居している感じ。 さて、シマヘビ君です。よ…