日光浴中のシマヘビ。
ここ数日、空気や風は寒の戻りでひんやりしているけど、太陽が顔を覗かせると春本番の日差しとなります。冬と春が同居している感じ。
さて、シマヘビ君です。よく見かけるヘビで珍しくはないですが、動きが素早いため、あまり写真を撮らせてくれません。見つけてからカメラを準備している間に、草むらに逃げられてしまう場合が多い。
でもこの時は、もちろん私に気付いていたけど、日光の心地よさに逃げるのが億劫だったようで、被写体になってくれました。先日のニホンカナヘビも同様でしたね。今の時期は、爬虫類を写すのに最適なのかもしれません。
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以下は、復習および整理です。
本州に生息するヘビは8種。
シマヘビ、アオダイショウ、ニホンマムシ、ヤマカガシの4種が、もっともよく見られるもの。その他、ジムグリ、ヒバカリ、シロマダラ、タカチホヘビの4種で合わせて8種です。
このうち、前4種は、私も何度も見ています。近所にいます。
ジムグリは珍しいのでしょうか? 兵庫県レッドリストでは「要注目」とされてますが、宝塚や西宮で何度か見かけているので、個人的には珍しいという感じはしていません。
私が見たことないのは以下の3種。
ヒバカリ。兵庫県では「要注目」で、大阪府では絶滅危惧2類。でも隣の川西市にはいるそうだし、そのうち出会えても不思議ではない。
シロマダラ。兵庫県で準絶滅危惧相当。でも神戸市と西宮市にいると書かれているし、これも出会えて不思議でない。
タカチホヘビ。兵庫県で準絶滅危惧相当。でも神戸市、川西市にいるそうで、三田市には数多く生息する地点もあるのだとか。私は宝塚市の南部ばかりを散策しているが、北部に行けば会う機会があるのかも。
こうしてみると、宝塚市近辺において、ヘビ8種の全部に会うことは、不可能ではなさそうである。
私の自然観察のメインはあくまで樹木、そして野草、次にその他の生き物という位置づけになるので、爬虫類を見にわざわざ出向くってことは当分しないつもりだが、偶然の出会いを積み重ねることで、いつの日かヘビ8種制覇出来たら嬉しいな。