三月に写真を撮れて、名前の分った昆虫たちのご紹介です。
珍しい虫はありません。身近に普通にあるものを、普通に見るのが、私の自然観察ですので。後に書くように経験の少ない素人ですから、同定間違いがあるかもしれません。ご指摘いただけたら、嬉しいです。
まずは、チョウから。
今年の初蝶は、この子でした! この前にテングチョウとアカタテハっぽいのも見かけましたが、写真を撮れなかったので。翅も奇麗だし、嬉しい春となりました。
二番目は、ツマグロキチョウ。これは珍しいのかと思い、別に単独記事にしました。リンクを貼っておきます。
やはり三月ってまだ寒いので、微妙な天候の違いで、見られなかったりするようです。昨年は近所の武庫川でキタキチョウやシジミチョウの仲間をたくさん見たのですが、今年はタイミングが悪かったようで、チョウの少ない三月でした。唯一見かけて写真を撮れたのが、モンシロチョウ。
テングチョウ、コツバメ、ミヤマセセリ、キタキチョウの4種は、いずれもJR武田尾駅のすぐ近くで。コツバメとミヤマセセリは、私にとっては初見でした。
蛾は二種。どちらも私は初見。他にも見はしたけど、同定が大変だから見て見ぬふりを。しかし、マエアカスカシノメイガの美しさには驚きました。何という白さ!
ちゃんと写ってなかった。ゴメンナサイ。早くから活動してるんですねえ。カワイイので動画も撮っちゃいましたが、ここには出しませぬ。同じ水たまりにナミアメンボもいたけど、写真は撮れず。
アブやハエの仲間は、今の時期多いので、写真もたくさん撮りましたが、同定できてないのばかり。本当に難しいですね。あまり深入りせぬようにしてます。最後のも、この写真だと黒っぽいけど、他の角度ではオレンジ色が強いから、セイヨウだと思うんですが、100%の自信はないです。
最後に、「バナナ虫」として子供に人気があると言われる、ツマグロオオヨコバイ。この子の存在が、以下の話題に繋がります。
ここでまた、新ブログであるということで、私の立場の再確認を。
そもそも私は昆虫にそれほど興味はなかったし、昆虫少年であった時期もありません。
きっかけは数年前のこと。近所の武庫川河原でしゃがみ込んで植物の観察をしていたところ、後ろから可愛い声が聞こえた。振り向くと、5歳くらいの男の子と、ママさんが立っていて、虫についての質問をしてきたのである。どうやら、虫好きのその子が母親に尋ねたけど、分からないので、「あのおっちゃんに訊いてみたら?」となったらしい。でも私の興味の中心は植物で、それも勉強し始めたばかりでほとんど知識がない中、昆虫はサッパリ分からないんですと答えると、その子はガッカリした様子でした。
あの時のガッカリさせてしまった顔が、昆虫にも目に向けるようになった動機です。基本的な知識ぐらいは持っておこうと思いました。今だったら、あの質問に答えられるんだけどな!
それともう一つ、私の自然観察は、植物にせよ、昆虫にせよ、何にせよ、読書と不可分です。身近な自然について詳しくなると、その分、自然系の本を読む楽しみが増加します。本を味わうために、自然を見ている面もある。そして昆虫関連って、面白い本が多いんですよ。だからこちらも予備知識を増やしておきたいんです。
という訳で、私の昆虫の知識レベルは底浅いので、こうやってブログ記事にする場合、ただ羅列になってしまいます。私自身の勉強のためにやっているようなものですし、流し読みしていただけたら、と思います。