今月三回目の記事。とりあえず、冬鳥がいなくなるまで続けようと思っております。区間は宝塚市役所近辺から、歌劇場近くの宝塚大橋まで。
昨日見られた冬の水鳥は、コガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カイツブリ、オオバン。
数はずいぶんと減りました。でも種類は一週間で変わらなかったです。カイツブリは一羽だけ復活。もう初夏のような気候ですけど、彼らも頑張ってますね。
ちなみに、オナガガモ、マガモ、セグロカモメ、ユリカモメ、カンムリカイツブリが7日の時点で見られず、13日の時点でオカヨシガモの姿がありませんでした。カイツブリは、先週は見逃していたようです。ホシハジロとハシビロガモは、3月以前も数は少なく、時々見かける程度でしたが、いることはいました。
前二回の記事では、チョウについて報告してましたが、今週は特記事項はなし。モンキチョウを新たに見たくらい。アゲハを写せずに悔しい思いもしました。何せ風が強かった!
野草に関しても、書くべきことは少ないです。今年は、イネ科が少し遅れているような気がするってのが、この武庫川だけでなく全体での留意事項かな。あと、園芸品種の逸出の開花が多く、名を調べるのに難儀しました。諦めたのも数種。逃げ出したシバザクラが奇麗だったです。花盛りだったのはオッタチカタバミ。嬉しかったのは、カナビキソウがたくさん咲いていたこと。
写真が一枚もないってのは、自然記事として味気ないですし、地味ながら花が咲いていたカジノキを。河原に一本だけあります。雄株だから、さらに地味で申し訳ない。
まだこれは咲き始め。もっと白く見えるようになります。
カジノキは、ちゃんと観察できる雌株を見つけられておりません。一応、昨年の雌花の写真はあるのですけど・・
ズームで寄って、何とかこの程度。どうしてもひどい逆光になります。
ちなみにカジノキは、コウゾなどと共に和紙原料として植栽され、そこから野生化しています。私の勝手な推測ですが、写真3の木が母樹で、美味なる実を食べた鳥が種を運び、写真1ー2の子供の木が生まれたんじゃないかな。ちょうどそんな距離。せっかくだから、雌株になる種も運んで欲しい!