Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

4月21日の武庫川と、カジノキ

 今月三回目の記事。とりあえず、冬鳥がいなくなるまで続けようと思っております。区間宝塚市役所近辺から、歌劇場近くの宝塚大橋まで。



 

 昨日見られた冬の水鳥は、コガモキンクロハジロヒドリガモカイツブリオオバン

 数はずいぶんと減りました。でも種類は一週間で変わらなかったです。カイツブリは一羽だけ復活。もう初夏のような気候ですけど、彼らも頑張ってますね。

 

 ちなみに、オナガガモマガモセグロカモメ、ユリカモメ、カンムリカイツブリが7日の時点で見られず、13日の時点でオカヨシガモの姿がありませんでした。カイツブリは、先週は見逃していたようです。ホシハジロハシビロガモは、3月以前も数は少なく、時々見かける程度でしたが、いることはいました。

 

 前二回の記事では、チョウについて報告してましたが、今週は特記事項はなし。モンキチョウを新たに見たくらい。アゲハを写せずに悔しい思いもしました。何せ風が強かった!

 

 野草に関しても、書くべきことは少ないです。今年は、イネ科が少し遅れているような気がするってのが、この武庫川だけでなく全体での留意事項かな。あと、園芸品種の逸出の開花が多く、名を調べるのに難儀しました。諦めたのも数種。逃げ出したシバザクラが奇麗だったです。花盛りだったのはオッタチカタバミ。嬉しかったのは、カナビキソウがたくさん咲いていたこと。

 

 写真が一枚もないってのは、自然記事として味気ないですし、地味ながら花が咲いていたカジノキを。河原に一本だけあります。雄株だから、さらに地味で申し訳ない。

 

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カジノキ1 雄花序ツボミ 2019年4月 兵庫県宝塚市

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カジノキ2 雄花序 同上

 まだこれは咲き始め。もっと白く見えるようになります。

 カジノキは、ちゃんと観察できる雌株を見つけられておりません。一応、昨年の雌花の写真はあるのですけど・・

 

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カジノキ3 雌株 2018年5月 宝塚市

 ズームで寄って、何とかこの程度。どうしてもひどい逆光になります。

 ちなみにカジノキは、コウゾなどと共に和紙原料として植栽され、そこから野生化しています。私の勝手な推測ですが、写真3の木が母樹で、美味なる実を食べた鳥が種を運び、写真1ー2の子供の木が生まれたんじゃないかな。ちょうどそんな距離。せっかくだから、雌株になる種も運んで欲しい!