3月3日に武庫川の支流の逆瀬川に降りて花探しをやった記事を、先月書きました。本記事は、その第二回目。
前回、最後に続けるかどうか迷ってると書きました。3月の花の少ない時期はマシでしたが、4月以降は大変な手間だということが想像できたので。
しかし、一回でやめてしまうのは、さすがにズボラすぎるし、範囲を狭めてやってみました。暑かったのと、帰化種の同定に苦労しましたが、まあ想定内ではあったかな。
改めて、こんな場所であります。住宅地の中を流れています・・・と書きたいところですが、武庫川との合流点近くでは普段は水は流れておりません。上流は水があっても、この辺まで来ると地下にしみ込んでしまうらしい。これは江戸時代の絵にも描かれています。
そして、人が下に降りることも少ないです。下りられるようにはなってますが、歩きやすくはなってません。
さて、今回見かけた花は45種(前回は14種+2)。
言い訳を先に書いておきます。ミドリハコベと同定したのは自信ないです。コハコベとのダブルカウントかも。橋の下の日陰の個体だったせいで、ミドリハコベっぽく見えていた可能性がある。また、アメリカスミレサイシンは、白花と青い筋入りのがありました。同種と判断しましたが、別種と考えるべきなのかもしれません。まあその辺りのややこしい所の正確性は期待しないでください。
オオイヌノフグリ、オオカワヂシャ
フラサバソウ、ツタバウンラン
マツバウンラン、ケナシムシクサ
ヘラオオバコ、キュウリグサ
イヌガラシ(たぶん)、シロイヌナズナ
オオアラセイトウ、ノヂシャ
オランダミミナグサ、ノミノツヅリ(ネバリノミノツヅリとするべきか?)
スズメノエンドウ、コメツブツメクサ
セイヨウタンポポ、ジシバリ
ノボロギク、カラスムギ
スズメノカタビラ、ハルガヤ
ヒメツルソバ、スイバ
オッタチカタバミ、トキワハゼ
ヤブチョロギ→トウバナ、ユウゲショウ
ヤエムグラ、ハナニラ
アメリカスミレサイシン(?)
スノーフレーク、スパニッシュブルーベル
シバザクラ(?)、ノースポール
最後の六枚は、園芸種の逸出の中でも、あまり一般的ではないもの。だから調べるのに苦労しましたし、同定に自信もありません。特にシバザクラは間違ってるかも。園芸品種って、花の色や形についての情報はネット上にたくさんあるけど、葉など他の部分はぼかした写真ばかりで、さっぱり分からない。花好きというより、植物好き人間としては、とてももどかしいのです。
46枚の写真を羅列してみました。
並べただけですから、今のところ無意味かもしれませんが、10年後、20年後にすごく楽しめそうな気がしています。なくなる植物もあるでしょうし、新参者も出てくるでしょう。
未来の自分への手紙として、この記事を書き残します。