Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

読書「野外観察のための日本産爬虫類図鑑 第2版」と、身近な爬虫類について整理

関慎太郎著・疋田努監修「野外観察のための日本産爬虫類図鑑 第2版:日本に生息する爬虫類108種類を網羅」

 

野外観察のための日本産爬虫類図鑑 第2版

野外観察のための日本産爬虫類図鑑 第2版

 

 

 読書というより、写真たっぷりの図鑑ですから、見て楽しませてもらいました。特に生態写真は凄いですね。爬虫類好きとは言えぬ私でも、かわいさに見とれてしまうページが多かったです。

 

 さて、前回の「シマヘビ」の記事で、身近なヘビについてまとめました。その際、本書を一部参考にしました。せっかく全部読んだので、ヘビ以外の爬虫類についても整理しておきたいと思います。


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 私が見たことのあるヘビは、シマヘビ、アオダイショウ、ニホンマムシ、ヤマカガシ、ジムグリの5種でした。

 他の爬虫類では、ニホンカナヘビニホントカゲニホンヤモリミシシッピアカミミガメの4種になります。このうち、ミシシッピアカミミガメ帰化種。

 

 その他、身近で見られる可能性があるのは3種。

 ニホンイシガメ。環境省レッドデータブックでは準絶滅危惧。兵庫県でもCランクだから、同様です。ただ、宝塚市にもいるそうですし、これは会えそうです。

 ニホンスッポン兵庫県では要調査とされています。宝塚市にいるとは書いてないが、わが行動範囲内の神戸市、西宮市、伊丹市尼崎市にいるとされている。

 クサガメ。本書で初めて知ったのだが、帰化種なんですね。これはその辺にいるんでしょう。また、ニホンイシガメとの交雑種がいるらしい。

 ということで、カメ目の3種を、私は見てません。というより、あまり水系には注目してないので、興味の対象外でした。こうやって本書を楽しみ、まとめたからには、今後ため池の横を通る際には少し気にして見ようと思います。身近な存在を無視するなんて、勿体ないですから。