Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

イズセンリョウ

イズセンリョウ 2024年1月14日 京都府大山崎町

 

 今年の初投稿になります。どうかよろしくお願いします。

 この年末年始、例年通り暮らしておりました。親の検査入院があり、気分的には慌ただしく感じておりましたが、実際には面会不可だし、入退院日は仕事があったので付き添いも出来ず、何もせず仕舞い。一応、世間的には「コロナ後」となっていますが、病院側からすると、まだまだ戦いは続いているという事でしょうか。また、面会は、病院にとっては負担でしかないので、コロナを理由にしている面もあるのかもしれませんね。

 

 さて、昨日は、京都府大山崎町の天王山に行ってきました。標高約270m。「天王山の戦い」として、また私が子供の頃は、名神の大渋滞で有名だった「天王山トンネル」の天王山です。片道約40分。小学生以下と思われる子供さんたち複数名と出会えたように、誰でも登れる「丘」であります。私も、京都競馬場に行く途中に立ち寄った感じでした。

 さて、その山道で見かけたのがイズセンリョウ。珍しい木ではないですが、我が近辺にはそれほど多くない。ここでも、見渡したところ、この一個体のみ目に付きました。葉の虫食いが目立ちますよね。我が近辺にある一個体も、まあまあ食害を受けています。痕を見るに、何かの幼虫に食べられたものなのでしょう。よっぽどこの木が好きな虫がいるのでしょうねえ。イズセンリョウのみを食草にしているような奴が。もっと数多く存在するとか、群落を作る植物を食草にするならともかく、イズセンリョウとは渋いのを選んだという気がしてしまいます。どんな虫なのだろう、そう思いをはせながら山頂まで大山崎駅から往復してきました。

 本当は、西山天王山方面に下りたかったのだけど、手持ちの山地図ではカバー出来てなかったのと、山頂付近でスマホの電波が届かず、位置関係が分からなかったので、同じ道を往復しちゃいました。

 山歩きとしては物足りないけど、競馬の前哨戦としては、ちょうど良い歩きになりましたよ。馬券は壊滅でしたけど。