Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

ニホンカナヘビ Takydromus tachydromoides

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ニホンカナヘビ 2019年3月 兵庫県宝塚市

 

 週末には、カナヘビも見ました。

 道路脇のコンクリ上で日向ぼっこをしているのを発見。写真を撮ろうとすると、草むらの中に入ってしまったけど、まだ寒いからかそれ以上は逃げようとせず。動きは俊敏でしたが、とにかく陽の当たる場所から離れたくない、という感じに見えました。

 どうなんだろう? 三月中旬のカナヘビってのは、早いのでしょうか? 初観察の記録を私は付けてないので、分かりません。

 餌はあるのかなとも、心配になりました。アブなどが活動を始めてはいるけど、まだ虫の数は多くありませんから。そこで、毎度お世話になるWikipediaをチェック。

 

食性はおもに動物食であり、捕食者として昆虫やクモ、ワラジムシなどといった、陸生小型節足動物を捕らえて食べている。ただ、時としてそれらの死骸や落下果実を摂食する等、若干ながらスカベンジャーの性質も備える。

ニホンカナヘビ - Wikipedia

 

 へえ、死骸や落下果実も食べるとは知りませんでした。

 冬から早春にかけて、山道を歩くと、意外と昆虫の死骸を見つけます。越冬に失敗したのでしょうか。夏ならば、あっという間にアリがやって来て引いて行っちゃうけど、この季節はけっこう長い間、干からびるまで残っていたりします。落ちた果実についても、同じこと。

 そういったものを食料として利用できるのなら、「時として」「若干ながら」とあるので頼り切ることはできないのかも知れないけど、虫が増えるまでの時期を何とか凌いでいけるのでしょう。

   

 という訳で、私の今年の初爬虫類のニホンカナヘビ君、日向ぼっこの邪魔してゴメンね。