Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

ヒメアメンボとシマアメンボ

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ヒメアメンボ1 2019年4月 兵庫県西宮市

 

 ヒメアメンボだと思います。西宮市と書いたけど、市境近くだから、芦屋市なのかも。

 さて、私のような素人にとって、アメンボの写真は大変に撮りにくい。何しろ動きが速い。そして、私が使ってる安物コンデジオートフォーカスしかないのだが、水面に浮かぶ小さな物は苦手だ。

 

 ところで、この写真を撮った時、水面にヒメアメンボの影と横からの木漏れ日が映って揺れて、カメラの画面を凝視しながら、視力が悪化したかのような妙な感覚がありました。変だな、変だなあと思いつつ、全く合わないピントに大苦戦。

 と、突然、目の前のヒメアメンボが分裂したのです! これにはビックリ!!

 改めて上の写真を拡大してみます。ピンボケのせいで、分かりにくくて申し訳ないですけど。

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ヒメアメンボ1(2) 

 分かります?

 二匹が重なっていたんです。交尾中なのかな?

 気付かなかった事を悔やんでおります。どうも遠近感が変だと思ったし、そこで角度を変えて見るべきでした。

 

 ところで、アメンボの交尾というと、面白いというか、恐ろしい雄雌の駆け引きがあるようです。「アメンボ」「交尾」で、ぜひ検索してみてください。雄が雌を脅迫するとかの内容が出てきますよ! ただ、おそらく書かれてある内容は、アメンボ=ナミアメンボのことだと思います。写真のヒメアメンボでも同様なのかは不明。

 

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ヒメアメンボ2 2019年4月 兵庫県西宮市

 繋がってた二匹の片割れです。雌雄は私には分かりません。

 

 この日は、もう一匹、アメンボを写しました。

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シマアメンボ 2019年4月 兵庫県西宮市

 偶然かも知れないけど、小さい水たまりにいるアメンボは、逃げ場がないと観念するのか、写真を撮らせてくれるようです。ある程度の大きさの池や、流れのある場所では、すぐに逃げちゃうのに。

 

 結局のところ、自然観察というのは、場数がものを言います。昆虫に関して、私は完全な場数不足ですから、今のところは失敗ばかり。でも逆に、学べることばかりでもあるので、楽しいです。

 ただちょっと最近はメインのはずの植物の方が疎かになっているので、軌道修正もしなくちゃ。