新元号が発表され一週間ちょっと経った。
これに関して何か川柳を作ろうと思ったが、思い浮かばない。称賛するだけってのは、川柳ではないと思う。とはいえ、ケチをつける気もしない。
振り返れば、昭和から平成に入った途端、世界は私の想像をはるかに超える激動を見せた。天安門事件や、社会主義圏の崩壊など、世界史の教科書を変えてしまう大事件でした。小渕氏が「平成」と発表した直後に、もし私が川柳を作ってたとしたら、どんなのだったろう? 自分の未来予知の甘さに、今見たら笑ってしまうような作品しか作れなかったんじゃないかな。
未来のことなんて、どうせ分からない。分かったふりと、分かってたふりが出来るだけだ。でもだから未来のことを句にしないというのも、「負け」であるような気がする。はてさて、どうしたらいいのだろう?
祈りしか思い浮かばぬ新時代
振り返るために我が目はついている