ヤドリギ:全国的には珍しい存在ではないらしいが、ここ六甲山系では数が少なく、清水孝之著「神戸・六甲山の樹木ハンドブック」には、貴重種と書いてある。この宿主はヤマザクラだと思うが、後に葉や花で確認したい。高いところにあるので、明瞭には写せてないが、下の写真には、白っぽい実と共に、花も写っている。
一月に、偶然このヤドリギを見つけ嬉しかったので、また行ってきました。
ちょうど花が咲いてます。雌雄異株とあるが、雄花序も雌花序も写っているように見えます。よく分からないのですが、このひと固まりは、一株ではなく、複数株の集合体という事で良いのかな? 梯子を使って細部を確かめたいが、高さ10m近くあるし難しい。
さて、貴重種ですから、いつまでも残っていて欲しい、そして出来るだけ周囲に広がってほしいと願っています。でも、一月と比べても、実が減ってないように見える。キレンジャクやヒレンジャクといった野鳥たちは、来てないのでしょうか?
ヤドリギの写真をネットでチェックすると、一本の宿主の木に、たくさんのヤドリギが付いている印象的な風景が数多く見られます。しかし、私が見つけたのは、 ひと固まりだけ。
発展性という点では、ちょっと厳しいのかも。