近所の山で見られた木に咲く花たち、3月23-24日
この土日、岩倉山や行者山で見かけた木に咲く花たちの羅列です。ずいぶん花の種類が増えていましたよ。少し肌寒い週末でしたが、春本番に近づいています。
前から咲いていた、ヤブツバキ、ヒイラギナンテン、アセビ、ヒサカキの写真は割愛。すでに記事にしたダンコウバイの写真もやめておきます。
とはいえ、何度も本ブログに登場したコバノミツバツツジは再登場させます。大好きなんです。木によっては、すでに満開でした! 山の斜面にポコポコと見える桃色を見ると、幸せな気分になれる。
モチツツジも数輪だけ咲いてる木がありました。これはフライング気味の開花。本番はまだ先のはずです。
クロモジ、キブシ、ナガバモミジイチゴの三種も、この辺の山の早春を象徴する花です。個人的には、クロモジが好き。楊枝に使われる木です。写真のは雄花。
雄花です。清楚に目立つ花が多い春に、こんな色で小さく咲いてます。なかなかいい奴です。
尾根道から谷をのぞき込むと、山の色が変わってました。たぶんアカシデ。近づいてチェック出来ないので、イヌシデの可能性もあるけど。
そして、参道方面に降りると、手に取れる高さでアカシデを観察できる場所がある。それが下の写真。雄花序です。和名の由来が納得できますね。雌花はまだ出てませんでした。
和名のシデは神社の注連縄、鳥居や家の神棚に垂らす四手(紙垂)とこの植物の花が似ていることに由来して名付けられたと言われる。
地味な花ついでに、ヒメヤシャブシも。砂防用に植栽されたものと思われます。オオバヤシャブシは先月から咲いていてもうほぼ終わっているけど、ヒメの方は今が満開状態。花粉症の原因ですから、あまり写したくはなかったですけど。
こうやって低山を歩き、町に降りると、もう百花繚乱!
来週にはソメイヨシノだらけになりそうです。