naturearoundtakarazuka.hatenablog.com
6月中旬に、駅前のシェフレラの木に花が咲いているとの記事を書きました。
その際、雄蕊ばかりで、雌蕊がよく分からぬから継続観察と書いたのですが、結局、雌蕊はよく分からず仕舞いでございます。
改めて、シェフレラの花です。雌蕊の子房ははっきりしています。私は、ここから花柱が伸び、柱頭が発達するのかと思ってたのですが、そのままでした。雄蕊が落ちた後、子房が膨らんで、実になりました。受粉はしてるんでしょうや?
また、先の記事で、虫がたくさん来るとの情報があると書きましたが、少なくともこの植え込みでは、そんなに見かけませんでした。駅前の人通りの多い場所ですし、蜂なんかががウジャウジャやって来たら困りますものね。虫たちも、遠慮したんかな?
さて、今回の記事は、実についてです。
八月中旬の写真。赤と黄色が混じりあって、トロピカルな雰囲気の実が成ってましたよ! 前回の記事へのコメントで、「オレンジ色でギッシリ」と頂きましたが、とっても印象的な色彩で驚きました。
しかしこれは完熟前であって、もう少し待てば真っ赤な実がギッシリの姿が見られるはずと思っていたのですが・・・
約二週間で、ずいぶん数が減ってしまいました。鳥が食べたのでしょうか? ムクドリの夜のねぐらの近くのなので、連中の仕業かなあ?
そして、真っ赤になるかと思いきや、まだ黄色と赤の混在でした。黒くなってるのや、別の房では干からびたのも散見されました。色の違いは、熟成度合いの違いだと思うのですが、こうなってしまうとよく分かりません。
改めて、八月中旬の実の様子は美しいと思います。長く愛されている観葉植物の代表的な存在ですが、実の美しさはもっと知られてもいいのでは? そもそも、真夏は木になる実が多くはありませんからね。観葉植物の世界も、流行廃りがあります。シェフレラも、その波に揉まれている存在です。でも美しい実を見て、そう簡単には廃れないかなって思うようになりました。どうなりますかね?