カシグルミの仲間(川柳、その14)
最近、昆虫記事ばかりになっているけれど、基本的に私が一番好きなのは樹木です。山歩きの際ばかりでなく、町を歩く際も木を眺めていると、前からブログに書いているし、周囲にも言っている。
ところが、見ているようで、見てないんですなあ・・・
100回には届かないかも知れないが、数十回は歩いている住宅地内の道を通りがかると、見知らぬ木が目に入った。何故これまで、気付かなかったのか!?
クルミの仲間であるのは、一見で分かる。若い実も出来ているし。自生種ならオニグルミだが、小葉に鋸歯がない。ってことは、カシグルミか、その仲間の品種だ。近づいての詳細な観察ができる場所でないので、とりあえず「カシグルミの仲間」とさせていただきます。皆様ご存知の美味しい実が成る果樹で、庭木としても使われるそうですね。
実は、この木があるのがどういう土地なのかよく分かりません。でもたぶん、庭木だと思います。なお、他人の家の庭木だとしたら、勝手に写してWebにアップするのは原則的にはダメでしょうけど、どぶ川の上にずいぶんはみ出しているので、その部分を使わせてもらいました。
毎回思う事ですが、観察というのは、「見ているつもり」との闘いであります。見ているようで見てない物の、何と多い事か!
観察は自戒の念と共にあり
川柳というより、標語みたいなものですけど、この言葉を胸に刻んでおきたい。自戒の念と共に。