本日の夕方のこと。
帰宅のため、すっかり暗くなった中、自転車を走らせておりました。時刻は６時過ぎ。池の横の薄暗い道ではありますが、片側一車線でまあまあ交通量のある道路上でのこと。何やら黒い物体が動いているのが見えました。ネコにしては、形がおかしい。
「？？？」
自転車のライトが照らすまで近づいて、やっと分かりました。フクロウ！！！ フクロウが道の上で、黒い物体に乗っているのです。ハトかな？ そう思った瞬間、対向車線の車が近づいたので、獲物を路上に置いたまま、飛び立って行きました。ハトらしき獲物は、すでに絶命していて、路上で動きません。私も、もう少し観察したかったのですが、後ろから車が来ていたので、そのまま直進し通り過ぎました。フクロウが帰ってくるか待って見たかったですが、私がいると警戒するでしょうし、また周囲の人間の目も気になりますから。
交通量の多い路上ですから、長い間そこにいたはずはありません。すでに絶命していたということは、どこか別の場所で狩って、仕留めたものを運ぶ途中にいったん路上に置いたのかなあ？ それとも、交通事故死したハトだったのだろうか？
分からない事はいろいろあるけど、町中でフクロウを見ることができて驚いたし、嬉しかったです。フクロウといえば、小学校低学年まで住んでいた団地の横の森で、夜になると「ほー ほー」という声が聞こえていたのを覚えています。今回出会ったフクロウにもう一度出会える可能性がどれくらいあるのか分からないけど、また鳴き声くらいは聞かせてほしいな！
