朝、猪名川の尼崎市域(海からは10キロほど内陸)を、植物を見ながら歩いていくと、何やら無数の存在感を足元に感じます。私が近づくと、素早い動きで隠れるやつがいる。武庫川の宝塚市域では覚えのない感覚です。歩く速度を緩め、抜き足差し足で近寄ると、カニでした。カニの同定は、皆目自信ないですが、恐らくはクロベンケイガニ。間違ってたら、ご指摘ください。
見かけたのは海から離れた場所ですが、このカニがいるところを見ると、「河口域」と言えるのかもしれません。海抜は3~5m程度と低いですし。私は宝塚市を中心に自然観察してきたので、海の近くの自然の知識や観察経験は欠落しております。マルバツユクサもそうでしたが、これから尼崎市情報もちょこちょこ増えるはずです。その際は、宝塚より海に近いという点が、一つのポイントになってくるのかも。楽しみです。