今日の部分月食は、まず天候が良く、時間帯も良く、寒くもなく、観察には最適でしたね。私も、眠い目をこすって見る程の熱心さはありませんが、ここまで条件が揃えば見ない訳にはいきません。
で、街中を歩いていると、保育所帰りと思われるママさん達が、電動アシスト自転車を停めて、月食を眺めている姿が見られました。子供さんらは、全く興味なさげでしたけど。また、少し見晴らしの良い所に行くと、高そうなカメラのモニターを眺める高齢男性の姿も。天体ショーって、年を重ねるほど楽しくなるものなのでしょうか？ それとも大人は、マスコミに踊らされているだけなのかな？
私は、ありきたりではあるけれど、昔の人のことを思いながら、見せてもらいました。石器時代の人たち、縄文時代の人たちなどは、月食を見て何を感じたのだろう、って。日食ほどの衝撃はなかったと思うんだけど、何かは感じたろうと思うんです。どんなんだったろうな？
