今、町中で咲いている木の花というと、サルスベリ、フヨウ、ムクゲ、キョウチクトウといったあたりでしょうか。
そんな中、ホルトノキも花をつけていました。地味ですが、イソギンチャクを思わせるような不思議な花です。
結構おしゃれなマンションの前庭に植えられている木です。何故この木を選んだのでしょうね？ 社寺に植えられることが多いそうで、一般の庭やマンション等ではなかなか見かけません。このマンション以外では、某商業施設駐車場周りに植わっているのを知っているのみ。私は町中の木について、「何故この木を？」と考えながら見るのが好きです。花が奇麗、紅葉が見事、流行の木だから、など分かりやすい理由なら良いのですけど、そうでない場合は足が止まってしまいます。
例えば仕事や約束に遅刻した場合、「来る途中に珍しい木が多かったもので・・・」という言い訳が通用する世の中になってくれませんかねえ。
