ナラ枯れ2019
近所の山のナラ枯れについて、ヤフーブログで何度も話題にしてきました。公式情報へのリンクを下に貼っておきます。
私がナラ枯れに気づいたのが2015年。その翌年の2016年にかけて、近所では猛威を振るい、まっ茶色になったコナラが多数見られましたが、2017年には下火になりました。枯死するコナラは、もう全て枯死しちゃった感じで。他のブナ科は、コナラほどは弱くなく、他の樹種への被害拡大もそれほど目立ちませんでした。2018年には、カシノナガキクイムシが穿孔した痕が数多く見られたものの、新たな枯死木はほぼ見られず。そんな訳で、ピークを過ぎたナラ枯れについて危機感が薄れている昨年来の私です。正直忘れちゃってました。
さて本日、近所の平林寺の境内の木立のアラカシの幹に、今年できたと思われる穿孔と木くずを発見。もうそんな時期なんですね。
一枚目の写真に、何やら幼虫っぽいのが写ってますが、カシノナガキクイムシの幼虫ではないようです。
この境内では、確か2016年にアベマキが一本だけナラ枯れで枯死してました。今も、カシノナガキクイムシがいることはいるようだ。ただ、ここまでの観察から、アラカシはあまり枯れないので、それほど心配はしておりませぬ。でもまあ、自然の事ですから、何が起こるやら予測できません。今年、新たな展開があるのかどうか、気を付けて観察していきたいとは思っております。