Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

ナラ枯れ2019

 近所の山のナラ枯れについて、ヤフーブログで何度も話題にしてきました。公式情報へのリンクを下に貼っておきます。

 

web.pref.hyogo.lg.jp

 

 私がナラ枯れに気づいたのが2015年。その翌年の2016年にかけて、近所では猛威を振るい、まっ茶色になったコナラが多数見られましたが、2017年には下火になりました。枯死するコナラは、もう全て枯死しちゃった感じで。他のブナ科は、コナラほどは弱くなく、他の樹種への被害拡大もそれほど目立ちませんでした。2018年には、カシノナガキクイムシが穿孔した痕が数多く見られたものの、新たな枯死木はほぼ見られず。そんな訳で、ピークを過ぎたナラ枯れについて危機感が薄れている昨年来の私です。正直忘れちゃってました。

 さて本日、近所の平林寺の境内の木立のアラカシの幹に、今年できたと思われる穿孔と木くずを発見。もうそんな時期なんですね。

 

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アラカシ1 カシノナガキクイムシ穿孔痕 2019年7月21日 兵庫県宝塚市

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アラカシ2 同上

 

 一枚目の写真に、何やら幼虫っぽいのが写ってますが、カシノナガキクイムシの幼虫ではないようです。
 この境内では、確か2016年にアベマキが一本だけナラ枯れで枯死してました。今も、カシノナガキクイムシがいることはいるようだ。ただ、ここまでの観察から、アラカシはあまり枯れないので、それほど心配はしておりませぬ。でもまあ、自然の事ですから、何が起こるやら予測できません。今年、新たな展開があるのかどうか、気を付けて観察していきたいとは思っております。