近所の武庫川で、黄金色に輝くトンボを見ました。息をのむほどの美しさ。
しかし、素人の私には何トンボか分からん!
シオヤトンボかと思ったのだが、改めて写真を見直し、ネット上の情報をチェックすると、未成熟なハラビロトンボではないかと思うようになりました。でも正直、よく分かりませぬ。
植物なら、時間をおいて、改めて同じ場所に出かけ、チェックし直すことができるんだが、昆虫は再会できるかどうか分からないし、厄介ですねえ。ブツブツ・・・
初夏の空僕はトンボに過去を見る だけど彼らは今を見るのみ
ハラビロトンボで検索し、いろいろ読むと、「昆虫エクスプローラ」さんに、こう書かれていました。
発生地からあまり離れない。
子供の頃、紙飛行機をたくさん作って遊びました。縦に細長いの(底辺の短い二等辺三角形)を作ると、速く飛ぶけど、すぐ下に落ちます。横幅の広いの(底辺の長い二等辺三角形)だと、バランスを誤らなければ長く飛ぶけど、スピードは出ないし、あまり前にも進まない。ちょうどよい三角形の紙飛行機は、長く飛ぶし、 前にも進む。
縦に細長いトンボってのはいないけど、オニヤンマなんかは、ちょうどよい紙飛行機にバランス的に似ているような気がします。一方、私が見た写真のハラビロトンボっぽいのは、「ハラビロ」であると同時に「ハラ短」で寸が詰まっており、底辺の長い二等辺三角形の紙飛行機の感じがしました。「発生地からあまり離れない」は、そんな形と関係があるのでしょうか? いや、考えすぎですかね?
もし関係あるのだとしたら、これは進化なの? 退化なの? そんなことも考えさせてくれる美しいトンボでした。