とっても暑かった昨日の真昼間、近所の寺・神社に行きましたが、自然観察の収穫はほぼなし。アブラゼミが喧しく、樹液酒場にカナブンが来ているのが見られたくらい。そうそう、アベマキの樹液酒場にはヤマトタマムシもいました。ここで見たのは初めて。そして、この小さな森は、ヒトスジシマカが多くて難儀する場所でもあるのですが、昨日は一匹も見かけませんでした。さすがに、彼らにとっても暑すぎたようで。
そんな中、まあまあ元気に飛んでいたのがシオカラトンボとオオシオカラトンボでした。暑さに強いんですかね?
トンボ目は、カゲロウ目とともに原始的な翅の構造を残した分類群であり、この2目は旧翅下綱に分類される。古生代石炭紀から化石が知られ、中でもメガネウラは翅を広げると70cmにも達する最大級の昆虫として知られる。ただし、これはトンボ目に属する種ではないと考える説もある。
石炭紀は、今から約3億年前。その間、地球は暑くなったり寒くなったりを繰り返してます。特に、白亜紀は今より10度以上高かったらしい。そんな時代を乗り越えているのだから、この程度の暑さは何の問題もないのかなって思うのですが、どうなのでしょうね。
しかし、トンボって高速で翅を動かしているように見えます。筋肉が相当熱を持つはずなのだが、どう排熱しているんでしょうか? 真似できるものなら、真似したいんですけど。