昨日の驟雨の中、この花が咲いておりました。
地味ですけど、よく見ると美しい。
ちなみに、中央右に映ってしまった白い丸は、レンズについた雨粒です。申し訳ない。
恥ずかしながら、この場所にオオカモメヅルがあることに気づいておりませんでした。かなり頻繁に通る場所なんですけどね。私は歩く際、出来るだけ葉をチェックしているのですが、どうもヘクソカズラと混同してしまうんです。ヘクソの葉は有毛で三角托葉があるので、しっかり見れば見分けられます。でも、ヘクソの方が数が圧倒的に多いですから、そこにつる性で対生という共通点を持つオオカモメヅルが混じっていても、見落としてしまう。林縁に生えるというのも共通点です。ただ、オオカモメヅルの方が、少し林内側、つまり暗い所に生えているような気がするので、今後はそこに気を付けて歩こうと思います。
同じキョウチクトウ科のイケマなんかも、あって不思議でないのに、見つけられておりません。見落としている可能性がありますね。何百回と歩き慣れている道であっても、まだまだ私レベルでは把握しきれてない存在がたくさんあると、改めて思い知らされた日曜日でした。