Nature Around Takarazuka

兵庫県宝塚市周辺の自然や、川柳などの雑記帳

オオバイボタ

f:id:NatureAroundTakarazuka:20200527210646j:plain

オオバイボタ 2020年5月27日 兵庫県宝塚市

 

 植物中心の自然観察をしていると、一年越しの課題というのがよくあります。本ブログでも、しょっちゅう話題にしております。花や実などを観察するタイミングを逸する場合が多いので。

 このオオバイボタの木を、某住宅街の上で見つけたのが昨年の六月初旬。ちょうど花が終わった頃で、地団駄を踏みました。以来、ずっと覚えていたかと言われると、ほとんど忘れていたのですが、今日たまたま立ち寄ってみると、満開でしたよ! こういうのは、とっても嬉しい。

 さて、次のやり残し課題は何だったっけ?

 

 

カシワ

f:id:NatureAroundTakarazuka:20200525094154j:plain

カシワ 2020年5月21日 兵庫県伊丹市

 

 お隣の伊丹市に、笹原公園という防災公園がある。時々近くを通りかかるのだが、数か月前にお手洗いを借りるために初めて入りました。以来、時間がある際に、何度か入って中を散策しております。

 

itami-city.jp

 

 基本的には、少し広めの公園で、子供たちが遊び、お年寄りたちが散歩したり集ったりという、のどかな光景が広がっています。どこにでもある公園です。

 しかし・・・、植えられている樹木の種類が、私にはかなり面白い! ナラガシワ、カシワ、キハダ、アオダモ、ヒトツバタゴ、ランシンボク・・・ 「何故この木を選んだのだろう?」と、思ってしまうのです。そりゃあ、本格的に植物を見せるための公園(植物園など)と比較にはなりません。でも、普通の防災公園ですからね。ソメイヨシノとか、プラタナスとか、そんなどこにでもある木ばかりを選ばずに、いろんな木を植えた。マイナーな木であっても、花が美しいとか、紅葉が見事だとか、一般の方に分かりやすい魅力があるのなら、選ばれた理由も分かります。しかし、ただただ地味な木も多いんです。樹種選定に、樹木マニアさんが混じっていたとしか思えません。お会いして、話を伺ってみたい。私自身と、同じ匂いのする人間が係わっていたんじゃないかと思えるから。

 で、心底思うのですが、私もやってみたい! どこか町中に、ある程度の広さの場所を貰い、「好きな木を、好きなように植えてみなよ」って言われたら、嬉しすぎてオシッコちびるよ、きっと。誰か任せてくれないかなあ? 私はあと30年は生きるつもりだけど、木の成長を考えると、やるなら今のうちに始めないと。ってことは、もう無理なんかな。。 

 ゲームは全くしない人間なので疎いのですが、シムシティのように、町を運営するゲームってありますよね。私は、公園の樹木を管理するゲームってのがあれば、嵌ってしまうかも。でもないよね、きっと。。

 

 写真はその笹原公園のカシワの木です。事実上の初見でした。これを見て改めて思ったのですが、五月の端午の節句は旧暦でやった方がいいね。5月5日の時点では、葉はまだちゃんと出てなかった。今がちょうど大きくなって、優しい緑色の葉で、柏餅にぴったりです。前年の葉を取っておいて使うなんて、味気ないじゃないですか!

 

 

コバノズイナ

 少し前の記事で、コバノズイナについて触れました。昨日、花が咲いていたので、写真だけ載せておきます。

 

f:id:NatureAroundTakarazuka:20200520192931j:plain

コバノズイナ1 2020年5月19日 兵庫県宝塚市

f:id:NatureAroundTakarazuka:20200520193048j:plain

コバノズイナ2 同上

 

 そういやこれ、どんな実が成るんだろう? 近所のお宅の花は毎年見てたけど、果実を見た記憶はありません。検索しても出てこないってことは、成らないのかな? 楽しみに継続観察させてもらいます。

 

 

naturearoundtakarazuka.hatenablog.com

 

 

コアジサイ

f:id:NatureAroundTakarazuka:20200519181743j:plain

コアジサイ 2020年5月19日 兵庫県宝塚市

 

 今日の午後、久々に近所の山の中にちょっとだけ入りました。

 見かけた花は、タニウツギ、終わりかけのモチツツジ、カナメモチ、終わりかけのコツクバネウツギ、ニガナ、ハナニガナ、といったところ。エゴノキも咲いていたようですが、小川が増水していたために近づけず。おまけに、私はその小川に片足すべらせて、靴がずぶ濡れに。

 どうせ濡れたのだからと、川の浅い所を伝いつ歩を進めると、コアジサイが一株だけ咲き始めていました。もうそんな時期なんですねえ。梅雨が待ち遠しいなんて思う年は滅多にありませんが、湿気や暑さにコロナウイルスが弱い可能性も若干あるらしいので、今年は例年とは違います。アジサイたちが喜ぶような、しとしと、しとしと、降り続けるような梅雨を期待しています。それはそれで個人的には大変なんだけれど、我慢しますよ、はい。

 そして、町に戻ると、梅の実がずいぶん大きくなっているのに気が付きました。とても心強く思えたのは、気のせいでしょうか。

 

 

naturearoundtakarazuka.hatenablog.com

 

 

 

近況報告

 この二週間、ビクビクした日々を過ごしておりました。こう書くと、今の時期、間違いなくコロナ濃厚接触者と思われそうですが、私の場合はマダニ! 噛まれちゃったんです!! だから、マダニ感染症であるSFTSに関して、ビビってました。噛まれてから6日-2週間の潜伏期間らしいですし、先週末までずっと気にしてました。まあ、ヤフーブログをやっていた数年前にも噛まれたことがあり、二回目ですから、慣れてはいたんですけどね。

 噛まれたのは、股間でした。とても分かりにくい場所で、私の山歩きの日程と照らし合わせると、4月最後の週末にやられた思われます。そして5月に入ってから気が付いた。約一週間、気付かなかった訳だ。

 本当は皮膚科で取ってもらうのが原則ですけど、連休序盤でしたので、また自分で取りました。良い子は真似しちゃだめですよ! でもだって、あんなのを、4日も5日も、股間に付けとく訳にはいかんでしょ。休日応急診療所に行くのも、このご時世、顰蹙を買いそうだし。

 それにしても、4月に噛まれるとはなあ。マダニの活動も、早まっているのかも知れません。また、山歩きの後、鏡で背中などをチェックしますけど、股間なんてこれまでは見てませんでした。なんと厄介なことか!!!

 

 もちろん、コロナの影響も受けております。私は、これまで出来る限り私事はブログに書かずに来ました。人様に褒めて頂けるような立派な人間じゃなく、本当にいい加減でその場しのぎに生きておりますから。でも本ブログに少なからず影響がでそうなので、簡単に書いておきます。

 5月から収入が減ることになりました。高給取りの収入減ではなく、超低空飛行でやってきた身ですから、たちまち生活保護レベル以下です。こりゃまずいってんで、週末に、別の仕事に行くことにしました。この辺り、正規雇用の方には出来ない身軽さかなって思ってます。コロナで世の中全般大変な時に、私のようなオッサンを週末だけ雇ってくれる会社が、よくあったものだと感謝しております。ラッキーでした。正直、体はシンドイですけど、当面は仕事掛け持ちで凌いでいくつもり。

 と言う訳で、これまで記事にしてきた、週末中心の自然観察や山仕事ボランティアはなくなります。平日の休みや空いた時間での活動について、今後は本ブログに書いていきますね。その気になれば、観察対象の自然なんて、身近にいくらでも見つけることが出来ます。ピンチの中にチャンスあり。私の場合、もうピンチですらないのですから、チャンスしかないと思って、周囲を観察していく所存です。ま、お気楽にやっていきますよ!